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放生会 2019 博多三大祭り 筥崎宮で御神幸を見学してきました

放生会秋のおでかけ

今回のとことこは博多の秋のお祭り、放生会です。

放生会は春の博多どんたく、夏の博多祇園山笠とならんで博多三大祭りに数えられるお祭りです。

福岡に秋の訪れを告げる祭りともいわれ、地元民が一番足を運ぶお祭りで放生会だけは毎年必ず行くとうい人も少なくないです。参道には約500軒の露店が並び大人から子供まで多くの人であふれかえります。

今回はそんな放生会の魅力をあらためて紹介するとともに昨日14日に行われた御神幸の御上りについてレポートします。

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放生会とは

放生会(ほうじょうえ)とは捕獲した魚や鳥獣を野に放し殺生を戒める宗教儀式です。「放生」とは「放」して「生」かすという意味です。

起源は、お釈迦様の前世といわれている流水長者が、池が干上がって死にかけていた魚を助けたら三十三天に転生して感謝報恩した、ということに由来していると言われています。

収穫祭や感謝祭の意味も含めて春や秋に日本各地の八幡宮や寺院で開催されているようです。

福岡では「ほうじょうや」と言われますが、これはこの地方独特の読み方でいわゆる方言のようです。
筥崎宮の放生会が始まったのは延喜19年(919年)、1000年以上も行われており、山笠やどんたくよりも歴史的には長い伝統行事になります。

筥崎宮放生会は「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りです。その起源は「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるもので、千年以上続く最も重要な神事です。また、一年おきに福岡市無形民俗文化財指定の御神幸(御神輿行列)が行われ、七日間の期間中は参道一帯に数百軒の露店が立ち並ぶ、九州随一の秋祭りです。

(出典:筥崎宮公式

筥崎宮 放生会の日程やアクセス

放生会の日程は9月12日~18日、これは曜日などによって変更はなく毎年おなじになります。

今年の場合は

 筥崎宮 放生会 日程 2019年9月12日(木)~9月18日(水)の7日7夜

この期間は露店の他にも様々なイベントや催し、奉納神楽や神事などが行われます。

また2年に一度(西暦の奇数年)行われる御神幸(御神輿行列)は9月12日(御下り)と14日(御上り)が行われます。今年は2019年で奇数この年なのでこの御神幸(ごしんこう)が行われました。

露店の営業時間は一律ではないためおおよそですが、午前10時~午後9時が目安。その前後に空いたりしまったりお店によりとなります。

筥崎宮 へのアクセス

開催場所
筥崎宮(はこざきぐう)
住所
〒812-0053 福岡市東区箱崎1-22-1
問い合わせ先
筥崎宮社務所 :092-641-7431
開催期間
2019年9月12日(木)~9月18日(水)の7日7夜
交通アクセス
<福岡市営地下鉄>箱崎宮前駅下車→1番出口
<JR鹿児島本線>箱崎駅下車→徒歩約10分
<西鉄バス>箱崎下車→徒歩約3分
<JR九州バス>箱崎1丁目下車→徒歩約2分

放生会へのアクセスは周辺の交通混雑を考えると一番便利なのは地下鉄になります。博多駅からは貝塚線の為中洲川端で乗り換えが必要。箱崎宮前(はこざきみやまえ)で下車し1番出口をでると参道中ほどになり、目の前にはもう露店が並んでいます。

地下鉄箱崎宮前

 

地下鉄やJRはお祭り時間中臨時列車や増便もあります。

筥崎宮 放生会 御神幸(ごしんこう)

御神幸が行われるのは2年に1度の奇数年。9月12日(御下り)と14日(御上り)です。

御神幸の看板

筥崎宮の御神幸は、行列の形態や運営を含め、古来の形態を留める貴重な行事とされており、福岡市無形民俗文化財にも登録されています。

御下りは清道旗(せいどうき)を先導に、筥崎宮の御神霊を乗せたお神輿を取り巻くように氏子やご神具が約4時間練り歩きます。12日の18時から筥崎宮を出発。九大病院前や、JR吉塚駅前、箱崎小学校前などをまわり、22時に頓宮に到着。

御上りは御下りに比べると短く約1時間となりますが、最後の数百メートルをそれぞれの道具を持ったまま氏子が力一杯走る走り込みが見所のひとつだそうです。14日は19時から御下りのコースを逆に進み、約1時間かけて筥崎宮へ到着となります。

筥崎宮 放生会 御神幸 御上りを見学してきました

今回はこの御上りを見学にいってきました。
箱崎境内に到着したのが19時頃、土曜日とあってかなり人出が多く地下鉄はかなりの込み具合、境内にも参拝の行列ができていました。

御神幸については、今まではちらっとしかみたことがなくて今回は初めてじっくり見学してみようと思い、早めに境内で待ち構えておりました。事前情報として御上りはラストの走り込みが見所だと聞いていましたので、本殿の手前で待ちます。

途中警備員さんに聞いた情報によると境内に入ってくるのはだいたい20時10分ごろになりそうとのこと。この時点ですでに境内両側にロープがおかれ、人が集まり始めています。

実際に御神幸が到着したのは20時少し過ぎ、境内は見物の人だかりができています。

はじめてじっくり見学した御神幸はなかなかおもしろかったです。走り込みは担いでいる神具によって速度がまるで違うし、子供達もいたり中には目の前で転んでしまうなんてハプニングもありました。

ただ事前に参加してる氏子さんが500人くらいらしいと聞いていたのですが、どうもそこまで多くなくてだいたい100人弱なんじゃないかなって印象でした。

動画の撮影もしてみたのでこちらに↓

ちょうど御神幸が終わった頃、筥崎宮の上に綺麗な満月が見えました。仲秋の名月は13日でしたが今年は満月がずれて14日のこの日が満月だったのでなんか絵になるっていうか、神秘的なものを感じました。

筥崎宮

筥崎宮放生会の露店

筥崎宮放生会の露店は約500軒、参道の両脇にずらっと並びます。
例年放生会の名物と言われるのは、「放生会おはじき」、「博多ちゃんぽん」、「新しょうが」の三点です。

筥崎宮おはじき

放生会おはじきは、毎年放生会で販売されていましたが人気が過熱しすぎてネットでの転売などが問題となり、一時発売中止となっていました。
現在は「筥崎宮おはじき」の名前になり、通年販売となっています。
なので放生会ならではの名物ではなくなっています。

額装 12000円

筥崎宮おはじき

桐箱入り 3000円

筥崎宮おはじき

(出典:筥崎宮公式

在庫には限りがあるので購入前に確認が必要。待ちがあることもしばしばあるようです。
問い合わせ先:筥崎宮社務所 092-641-7431

筥崎宮 放生会 博多ちゃんぽん

博多ちゃんぽんも放生会名物の一つです。ちゃんぽんと言っても食べ物ではなく、全国的にいうビードロのことです。吹いた時の音がちゃんぽんと聞こえるといわれこの名前になっています。
筥崎宮では毎年神社の巫女さんが1つずつ絵付けしたものが販売されており、価格は3000円~9000円です。毎年12日に販売され、すぐ売り切れており残念ながら今年もすでに完売しています。

 

この巫女さん絵付けのちゃんぽんとは別に露店でも博多ちゃんぽんが売られています。

博多ちゃんぽん

博多ちゃんぽん

こちらの価格はサイズにより2000~5000円だそうです。

筥崎宮 放生会 新しょうが

新しょうがも放生会名物の一つです。こちらは露店の中に数件のお店で販売されています。

放生会の新しょうが

放生会の新しょうが

新しょうがの価格は500円~3000円くらいです。
昔、この周辺の農家ではしょうがを栽培しており、採れたばかりの新しょうがを露店に並べていたそうです。以来、濃い緑の葉がついた新しょうがは博多の秋に彩りを添える必需品となり放生会名物となっています。

2019年の放生会の露店

放生会の露店は毎年約500軒が並びます。
露店は定番の金魚すくいやお面、焼きそばなどから見世物小屋といったものまで様々あります。

「放生」っていいながら
焼き鳥やら和牛串やらイカ焼きやら食っていいん?

これね、毎年放生会の参道歩きながら思うんすよ
でもまあ、お祭りに水を差すのもなんですし、、、

秋の恵みに感謝してなんでも美味しくいただこうぜ!ってことでいいんですかね、たぶん。

放生会の露店

ここの露店は例年その年の流行りものを反映しており、ざっと見たところ今年多かったのは

チーズハットグ

露店のタピオカ

チーズハットグとタピオカドリンクですね。的屋さんはなかなか時代に敏感なようです。

もう一つ今年人気だったのが

電飾ふうせん

名前はわかりませんが、この電飾のふうせん、夜見ると結構キラキラしてます。お店は筥崎宮の境内手前の鳥居左手にあり、子供や若い女性に大人気のようでした。ちなみにお値段は1500円。たかっ!て思うのはたぶん自分が世間についていけてないだけ。人が多くて近づけなかったので詳しくはわかりませんが、持ち手に電池みたいのがついてて光る仕組みのようでした。

見世物小屋も覗いてみたかったんですが、人が多すぎて近づけませんでした。

他にも境内の神振い舞台では様々な演目が開催されています。

筥崎宮 放生会の注意事項

最後に放生会の注意事項についてです。
お祭り期間の7日7夜の間の人出は約150万人といわれています。
注意すべき点はずばり、スリ、痴漢、迷子です。

ちょっとマイナスな話ではありますが、かなりの人出人混みになりますので何事にも用心が必要ってことです。貴重品はちゃんと管理して子供とは手を繋いで歩いてあげて!

昨日自分が訪れていた間にもひっきりなしに迷子のアナウンスが流れていました。
お祭り期間中警察官や警備員の人も多いので困ったことがあったら相談してくみてください。

 

残り期間も例年通りかなりの人出になると思いますが、18日までまだまだ開催されてますので皆さん是非お祭りを楽しんできてくださいね。

自分も平日の昼間あたりを狙ってもう一度行ってみようと思ってます。